マンションの防災は、部屋と共用設備を一緒に
住んでいる階まで水が来なくても、建物の設備が止まると暮らしに影響します。マンションでは自分の部屋の備えと、管理組合で進める共用部分の備えを分けて考えましょう。
電気・水・移動のつながりを見る
受電設備、給水ポンプ、エレベーターなどが低い場所にある場合、浸水が上階の暮らしにも影響する可能性があります。設備の場所、浸水対策、復旧までの対応を管理会社や管理組合に確認します。停電時は給水の方式によって断水することもあります。
部屋の中では、家具と備蓄から
寝室・廊下・玄関をふさぐ家具の転倒を防ぎ、食器や家電の落下にも備えます。固定方法は壁・天井・家具の材質を確認し、賃貸や管理規約による工事条件にも注意してください。水や携帯トイレ、電池、日常の薬などは、人数と保管場所に合わせて準備します。
排水とエレベーターのルールを確認する
災害後、排水管が壊れている状態でトイレを流すと、下の階などへ被害が広がる可能性があります。建物で決めた点検・使用再開のルールを確認し、使えない間に備えて携帯トイレを用意します。エレベーターの停止時に階段を使えるか、荷物を運べるかも平時に確認しましょう。
- 災害時の連絡先と掲示場所
- 排水・エレベーターの使用再開の判断方法
- 高齢者や避難に支援が必要な人への対応
- 共用部の保険と、個人の保険の対象範囲
共用部の費用は、個人の試算と分ける
受電設備やエレベーターの修理、清掃、保険の対象は管理組合側の条件が関係します。ミエソナの戸建て向け浸水モデルをマンションの総資産に当てはめることはできません。専有部と共用部それぞれについて、管理組合や保険会社へ確認してください。
住宅の専門家に、相談したいことを整理する →
耐震・浸水・新築設計など、テーマから相談メモを作れます。